分かりにくい部首シリーズその1

・「史」「吏」。似ている。どちらも部首は「口」何故!

・で、調べてみたら、「口(くち)」部で、口を貫くように記す漢字は、この2つだけであった(このことは、記憶しておいて良い)。そのくらい特殊な部首だ。

・だいたい、「口(くち)」部には、意味の上から納得のいかない漢字が多く含まれている。「嗣」「司」「喪」「命」などなど。

・これは、「口(くち)」を「くち」と考えるから分からなくなるのであろう。白川説に沿って「祭器」と取るのが良い。

・このうちよく出るのは「嗣」。三つのパーツに分けて、部首になるのが「口」だけだ、というイメージで憶えておこう。