日経エンタテインメント!

・問題をアップしました。30問だけですが。

 

・AQLが日本経済新聞社と共催になったそうだ。こないだの東北大会には、私の勤務校のクイズ同好会も参加した(本人達の希望ですよ、あくまでも)のだが、「この大会がどういう大会か」「加盟するとは、どういうことか」を学校で説明するのが大変だった。新聞社が共催ということになれば、非常に説明しやすい。

 

・AQLというのは、要はサークルごとの早押しリーグ。この「早押し」に限定しているところに、はじめ非常な違和感を感じていた。結局「早押し」に特化することで、例えばabc的なクイズばかりが行われてしまうのではないか、と懸念されたからである。そこに、文化としてのクイズの幅の広がりや許容性の入り込む余地は、ないような気がしてしまっていた。

 

・今は、全く別のとらえ方をしている。このリーグのポイントは、「問題を持ち寄る」という点にある。だから、同じ大会の中で、毛色の違う様々問題群が出題されうる。ここに「文化としてのクイズの広がり」の可能性が出てくる要素がある。つまり、各サークルの出し問題の多様性がカギなのだ。今後数回の実施の中で、「いろいろな種類の問題が楽しめる大会だから嬉しい」という声が高まれば、「早押し問題でも充分多様にできるじゃん」という考え方が広まるかもしれない(まあ、多様にできるに決まってるんだけど)。みんなが競技クイズっぽい問題とか、abc的問題とかで揃っちゃったらどうしようもないのだが。

 

・そのためにも、「日経1問グランプリ」は非常に重要である。いや、どのサークルの問題が優れているかとか、そういうことはどうでもいいのだ。ここで出てくるはずの「審査講評」が重要なのだ。クイズの世界を広げてくれるのに寄与する意見が出てくることを切に祈っている。もちろん、そうでなければ我々がサイト上で代わりに意見を述べましょ。少なくとも、早押し理論から離れたところで意見を述べてほしいものであるが、果たして。審査員の方々、私は面識がないから、そういうことを託せる審査員なのかどうかわかりまへん。

 

・「99人の壁」。東大出身でも教員でもあるのに、全然お呼びがかからない。私に何か問題があるのだろうか。例えば、子どもでも容赦せずえげつなくブロックしそうなヤツだと思われてるとか。