それで自由になったのかい それで自由になれたのかよ

・やっぱ書かずにはいられないので、書きましょか。ちょっとだけ。

 

・「イチグラ」である。私の立場は、既にここに記したとおりである。で、今回の審査講評であるが、現在公表されている「日経賞」「QuizKnock賞」については、まあクイズの世界を広げる役割は果たさないと言ってよいのではないか。

 

・まあ、従来の早押しの「約束」に沿った問題作成を上手にしないと受賞できないわけで、言ってみれば小学校の読書感想文コンクールのようなもの。第2回とか、最高傑作の第3回があれば、そういう問題ばかり投稿されるようになるのだろうか。そういう問題ばかり集めてどうすんだろ。

 

・イチグラについてはすべての賞が発表されてからまた書く。まだ審査員は3人いるわけだから、なるべく違った観点から選んでほしいものであるが、果たして。もうちょっと「早押しとはこうあるべきだ」から自由になってほしい。「べきだ」とか「べからず」とかで縛る文化なんか、ろくなもんじゃない。そういうものを越えた問題を評価してほしいのう。

 

・クイズの世界は広めないが、私の「クイズ研究」には恰好のネタを提供してくれていることも事実。現今のクイズ業界で、どういう出題の仕方が良しとされているのかがよく分かるから。これについても、今年に入って詳しい分析をしつつあるから、いずれ書く。

 

・一応書いておくと、「サブスク」の問題は(類題は山ほど出まくっていると思うが)語源に頼らず、日本語も非常に自然であり、高校生(中学生だったりして)が作った問題として非常に好感が持てた(田中健一さんが作った問題、と言われたら騙されるかも)。ただ、早押しだから途中で押して「サブスク!」と答える人がいたら・・・と考えて、私なら「ビジネスモデルを何という?」で終わらせる。ここで「サブスク」と言わせないために語源(英語で「年間購読」という意味がある・・・)を足すのは気持ち悪いし、そもそも「サブスク」が分かれば充分かなと。

 

・全然関係ない話。今年の東大入試の物理第1問の最後の問題は、なんか頭脳王に似ている。簡単な式を立てて代入すれば良いだけ。見かけ倒し。