つぶれろつぶれろ自分でつぶれるぞ

・覚え書きとしてひとつだけ。クイズに関心のない(世間の大部分の)方は無視してください。
 
ウルトラクイズの通せんぼクイズについて。通過問題がキャンセル(いわゆるスルー)だったときの扱いについて、ウィキペディアの記述によると、第10回以前は「通過席解答者不正解と同じ扱い」とのこと。
 
・で、「ほんとかな?」ということである。実はこのこと、番組中ではっきり述べられていることがほとんどない。
 
・見た感じ、第8回は間違いなく「キャンセル=通過問題挑戦権を失う」である(実際そうなっている)。
 
・第5回・第6回にはそういう場面がないから、やや微妙。分からないのに取りあえず押しているような例(第5回「フライキャスティング」、第6回「昭和基地」の問題など)が見られるので、多分そうだと思うが。
 
・判断に苦しむのは第10回である。ウィキペディアの記述者が、何を根拠に第10回を「キャンセル=通過問題挑戦権を失う」と述べているのかは不明。通過失敗が1度あるが、何とも言えない。ま、穿った見方をすれば、この回は森田vs西沢の決勝をさせたいはずなので、通過問題をやや難しめにしておいて、「キャンセル=通過問題挑戦権を失う」とした方が都合がよいような気がするのは確かである。
 
・一番引っかかるのは第7回である。この回はどう見ても「キャンセル=通過問題もう1問」ではないかと思う。横田さんが通過問題に正解した後「今の分かりました」と言っていることや(ということは通過問題1問目ではないということだ)、渡辺さんの通過問題がキャンセルになりそうなところで今井さんが阻止しようとした(結局失敗)ことなどが、その原因である。また、この回はクイズ経験者がいない回なので、「キャンセル=通過問題挑戦権を失う」とすると、いつまで経ってもクイズが終わらない懼れもある。かつ、ビンゴクイズは編集が面倒くさい。以上より、第7回については少なくともウィキペディアの記述を疑っている。
 
・このように、ウルトラクイズ高校生クイズでは、必要以上のルール説明が為されていない場合が多い。本当のルールが分かった方が、心理状態の想像には良いのだが。
 
・例えば、第8回高校生クイズの1回戦や準々決勝って、全体の早押しで間違うとどうなるんだろう? とか。