わたくし厚生省の佐々木と申します

・このブログの読者の方は、私を元々知っている人ばかりだと思っていたので、多少きつい内容やら表現やらがあっても、普段の陽気なおっさんの顔を思い浮かべていただいているのではないかと、勝手に想像していた・・・のだが。

・私が思っている以上に読んでくださる方が多く、そういう人はおしなべて私を「怖い人」「近づきがたい人」と感じているようだ、という事実に今更ながらに気がついた。ま、しょうがないか。出不精だからクイズの場に私が現れることも滅多にないし。気にせず今まで通り書きましょう。ホントは丁寧な物腰の人間だ、とか言ってもだれも信じないでしょうから。

・こないだ、「abc」の問題に触れる機会があった。素人同然の高校生が早押しに興じる際に用いるのに、ちょうどいい問題群であることは間違いない。だから、最近問題を大量にアップしたことについては、非常に喜ばしいことだと思う。

・一方、ファミリー劇場の「abc」を見たときには、何とも言えない違和感をずーっと抱き続けていた。違和感の正体は(1)「超早押しを演出するのって、もうやめたら?」、(2)「この司会の人、なんでこんなに偉そうなんだろ」の2つ。大学生の大会を社会人が企画する、という枠組み自体を否定する気は無いが、この枠組みに「上の者が下の者に偉そうにする」という構造が組み込まれやすいことには、問題があるような気がする。もちろん、そんなことを感じさせない企画者がほとんどだと思うのだが、少なくともこの司会の人はちょっとね。大橋巨泉じゃないんだから。あまり個人攻撃は好きではないのだが、あくまで大会の枠組みへの意見として述べておきたい。

・とにかく、私は先輩が後輩に対して偉そうにする、という構造が大嫌いなのです(とか言いながら、私自身、鶴君に偉そうにしゃべることはありますが)。そこから敷衍して言えば、派閥争い的なことも大嫌いなのです(派閥争いって要は覇権争いで、誰が一番偉そうにできるかの争いになってしまうので)。「abc」に限らず、ある程度大きいクイズ大会やクイズ団体が、そういった争いの具になりやすくなっている現状は、クイズにとってあんまり幸福なことではなかろう。この派閥争いの中をどう泳いでいくか、などと無縁のところで細々とクイズをしたいものだと思う。

・とかって偉そうに書いているから、怖い人だと思われるんだよなー。別にいいけど。

・最後に業務連絡。叙々苑の焼肉、たいへんおいしかったです。ごちそうになりました。ありがとうございます。