寿命は寿命でも、クイズ寿命です(第11回ハワイ)

・いろいろ話題になっている「99人の壁」視聴。思ったことを最低限だけ。

・問題傾向は割に固まってきた感じがあり、第1問から第3問までは穴埋めやらドボンやらで、チャレンジャーに正解させるような感じ。4問目・5問目にクイズっぽい問題を持ってくる感じ。たとえば「マジック史」でガチに5問作れと言われたら、私だと「隅田川浪五郎」は絶対に出さない。

・「カルトQ」と違い、この番組はクイズバラエティーだから、「詳しい人にしか面白みがわかりにくい問題」「答える人のすごさだけを強調する問題」を出す必要は全くない。ただクイズ屋に寄せる問題を出しすぎると、番組の寿命は確実に縮むだろうと思う。その意味で、「沢田研二」はよくできていたと思う(5問目がどうだったか分からないが)。僕なら5問目は「沢田研二が自身の曲『灰とダイヤモンド』を作詞作曲したときのペンネームは何?』にするかな(ちなみにこれは昔作ったボツ問)。

・「小説イントロ」についても、いろいろ思うところあるが、ひとつだけ。「小説イントロ」はあくまでジャンル名だから、「小説イントロ」というジャンルのいろいろなパターンの問題を見たかった。少なくとも後ろ3問が全く同じパターンなのはちょっと残念。