ジコチューで行こう!(聞いたこと無い曲シリーズその1)

・長文ですが一気に。次回「QUIZ JAPAN10」の感想を書く前に、「99人の壁」について整理しておこう。

・で、「99人の壁」。この回は前回(1/19放送分)より分かる問題が多く、カンもかなり当たったので、センターに立てなかったことが非常に悔やまれた。

・思えば最初のチャンスは「スニーカー」であった。ババ抜きサドンデスで、残り3枚になって「ぺよん潤」さんが答えた箇所。このとき、絶対にババは香川照之と踏んでいた。残った3枚のうち、残り2人はそこまで知名度が高くない。知名度が高くない人をババにするのは、クイズ問題的に言って面白くない(だから「水森かおり」ではなく「磯野貴理子」がババになるのだ)。ここで私が押して「小宮山雄飛」を答えれば、たくみさんは「香川照之」で間違うから、センターステージにいける・・・はずだった。この読みは結果的にドンピシャだった。

・だが、この時点では自分のカンに自信が持てなかった。いや、相当な自信はあった。「香川照之」はこの日の問題で2回目の登場だった(1回目何で出たか忘れたが)。そういえば「ボクシング」のときにも出ている。絶対これがババだ。しかも、殆どの人はこの問題、押していなかった。こんなチャンスになぜ押さないのか。私の悪いクセだ。「自分が絶対的に自信があることには、逆に自信を持てなくなる」という考え方のクセのせいで、押すのが遅れたからだ。しかし、このときの強い後悔が、極端に言うと自分のその後のクイズプレーヤー人生における考え方を、大きく変えたと言える。

・しかし、試練は続く。「ぺよん潤」氏は「週刊少年ジャンプ」。さほど得意ではないジャンルだとヤマを張る私は(「餃子」は行ったばかりの「珉珉」で張っていた)「鳥嶋和彦」で完全に張っていた。ところが、2問目(だったと思う)「東京オリンピックのマスコット審査会のメンバーで」と言う前振りに反応できず、「Drスランプ」まで聞いていたら「西郷隆盛」に押し負けた。あとで見たら「ウィキペディア」にもちゃんと出ていたネタだ。「ぺよん潤」氏は前回にも出ていたから、ジャンプ対策はもっとできたはずだ。このときの強い後悔が、他ジャンルの対策を激化させた。

西郷隆盛は苦手だったし、そもそも同じ壁の人だったからブロックできないよなーと思っていたら、運命の4問目。ここでまさかの超易問。普通に押し負けた。このとき、難易度なんか意識してたら負けるよ、とはっきり悟った。普段難易度がばらばらな問題群を作っている自分には、有利なのかもね。

・そしたら「ムード歌謡」ですよ。答える気満々。答える権利のない1問目は予想通りの問題。で、運命の2問目。イントロの押し負け。しかも「ドレミファドン」で死ぬほど出題された(ここにも既に記述している)「別れても好きな人」! まあ、チャレンジャーが正解したからまあいいか、と思ったら運命の3問目(運命ばっかり)。スリーヒント、完全に写真を見間違えて押し負け。ホント画面が見にくい。しかも押し負けた相手が「アタック25」で対戦した「銀行」の落合さん(ここを参照。ご挨拶せずに申し訳ありません)。このときは「今日は無理だな」と完全に観念した。イントロ押し負けは相当ショックだったが、このとき「センターのボタンの方が押し易いから、イントロだったら絶対チャレンジャー有利だよな」とも思った。

・ただ、この日本当に一番悔しかったのは、「マーガレット和田」を思い出せなかったことでしたとさ。

・「インフルエンサー」の問題を押したのは、「自分のカンは本当に正しいのか」をちゃんと確かめたかったからだ。どうせ「乃木坂46」の彼女がこの問題を誤答するとも思えないし、既に収録予定時間を相当過ぎていたので、正解するメリットはさほどない。が、すでに次の収録に頭を切り換えていたので、ここで「カンを頼って行って良い」という自分の中のお墨付きを得たかったのである。まあ、誤答の選択肢として思いつかないものはこれだろう、というカンで正解。ここで得た自信は、「停電!」の超早押しにつながっている、と言えなくもない。

・ということで、この日の不甲斐ないクイズっぷりが、次回収録(前回放送)でグランドスラムにつながったわけでした。オレのカンは絶対的に正しい、と。

・その他いくつか。今回私がカットされた正答は「世界遺産」の「アーヘン大聖堂」。ちなみに前回カットされた正答は「フランス」。何のジャンルかは秘密。