結成20周年を記念して、2009年「20」というアルバムを出したバンドは?

・一時期「標高押し」なる言葉が流行したことがあった。クイズ問題の冒頭が「標高は〇〇m。」ではじまったり、「最高峰は標高〇〇mのナンチャラ山。」とか、そんな問題。

・早押しポイントが標高の数字になる、という意味で、クイズ屋が覚えなければいけない事項を一気に増やしたと言えるジャンルだ。他にも、原子番号押しとか、年代からノーベル賞受賞者を答えるような押し方とか、数字がポイントになるパターンの問題は、なんぼでもあるようだ。まあ、そこにポイントが来るような問題を作るんだったら、「標高が7952mの山は何?」「原子番号が76の元素は何?」という問題で良いよね。と、それはともかく。

・クイズ問題が早押しというものを重視するあまり、ポイントを重視・強調する問題文構成になったことで、クイズ問題のもつそこはかとない「おもしろみ」というものは、失われつつあるように思う。面白いのは「競技性」であって、問題文そのものではない。そんな声なき声の価値観が聞こえてくるようだ。

・ところが、「ポイント」という観点とは全く違う発想で、数字を織り込んだ問題を見つけた。言わずと知れたここの問題群である。問題文にスパイスを効かせるような数字の使い方が実に泣かせる。問題は鶴君の言うとおり難しいが(Q2しか分からなかった)、別にいいのだ。大事なのは、問題文をオシャレに決めていること。是非玩味されたい。

・99人の壁視聴。芸能人がセンターに立ちまくるより、やっぱ一般人が多い方がいいかな。ただ、やっぱ既視感のあるセンターステージばかりなのは、ちょっとね。

・一応私も一家言ある「超難読漢字」。たかがクイズ番組なんだからそこまで目くじらを立てなくてもいいのだが、「びあん」と「たいと」はいまだかつて漢和辞典に掲載されたことがない漢字なので、出題するのもどうなんだろーなー、と思ったりもする。ちなみに私が「たいと」の字を知ったのは高校3年のとき、古書店で購入した『難読姓氏辞典』(東京堂出版)に掲載されていたからであった。あまりにも幽霊名字が多い本だったので、手放してしまって今は持ってない。要は、あんなの漢字と言えるのか?という疑問ですね。たかがクイズだから、別にいいけど。

・ま、実際に無いけど漢字雑学系で良く目にするおもしろ(いか?)難読字といえば、「びあん」か「たいと」くらいしかないからね(あとは「おおいちざ」くらいか)。いわば難読漢字ベタ。クイズ好きで押し合って、押し勝ったんだからお見事。