ラッキーチャンスを逃がさないで(これも昭和お笑い史)

・「99人の壁」の「イントロ問題」について議論が盛り上がっているようだが、私はあまり盛り上がっていない。なぜか。

・あの問題に解答した「進学校」の人は、ツイッターを見る限り「何て自分は運が無いんだろう」と思っているようだが、そうではない。これだけ物議を醸す問題に正解し、気持ちが盛り上がったところでセンターに立てずそこで終了。きっと今の彼には相当な運が溜まっているに違いない。コンデンサーで言うと、電圧を掛けまくってからすばやく回路のスイッチを切ったような状態だ(敢えて理Ⅰっぽく分かりにくくたとえてみました)。クイズの神様に貸しを作っている状態、と言い換えてもいい。

・彼のチャレンジは、ここで終わるわけにはいかない。この運を放出させないといけない。「イントロ問題」は、新たな伝説の序章に過ぎない。もう一段階、盛り上がりが来るはずだ。全国のクイズバラエティーファン達よ、刮目して待とうではないか!

・・・戯れに異常なトーンで書いてみようかと思ったが、何だかアホらしくなってきたのでここでやめる。いずれ、萩本欽一流に言うと「この人はそうとう運をため込んでいる」。いわゆる「持っている」というヤツである。ここに断言しよう。彼はまだまだ面白いところを見せてくれるはずですよ。ま、不機嫌な顔をやめれば女神もほほえむでしょ。