くやしさだけを胸の奥に刻みこめ(ジャニーズ名曲シリーズその1)

・旧Twitterが、アカウント登録しないと新規投稿を見られない状況になって、もう2ヶ月以上になる。その間、アカウント登録していない私は、新規投稿を一切見ていない。まあ、そもそも旧Twitterの情報など、見ていない人間にとっては存在していないのと同じなので、そういう意味では見なくても特段困らないし、気にならない。偶然私と同じ意見が先に発表されているかもしれないが、そんなのは、知ったことではない。だって公開されてないんだもの。

 

・秋元さんのツイートも鶴君のツイートも、全然見てない。不義理といえばそれまでだが、見られないんだからしょうがないよね。ほんとに必要な情報ならネットニュースになるでしょ。坂田師匠の写真のように。

 

・さて、高校生クイズの感想である。

 

・そもそも論として私は、たかだかクイズ番組で「未来の日本を担う高校生」的な言動をすることが好きではない。高校生のクイズ王決定戦的な番組は他にもあるが、それらはせいぜいクイズに強い人を決めるくらいのコンセプトしかない(と思うが、ろくに見ていないのでよくわからない)。なのに、ここまで大上段に構える不遜さが嫌い。何度でも言うが、たかがクイズじゃないか。強いからといって、何だというのか(もちろんそれはクイズに限ったことではない)。

 

・番組として見たとき、「Qさま」とか「東大王」とか、そういう番組と同類の番組だと思えば、それなりによくできていると思う。少なくとも、我が家の子供たちはそれなりに楽しんで見ていた。現今のバラエティーの文法に則った(NTV的には「全部やれ」を全部やった)行儀のよい作りだということでしょう。

 

・感想はこのくらいでしょうか。クイズ番組として面白かった、とはあまり思わない。それは「早押しがほとんどなかったから」などという理由ではなく、単純に「問題があまり面白くなかったから」である。クイズが得意な高校生に照準を合わせた問題だから、大人(というかおっさん)が面白いと思う可能性は低いのである。これはしかたのないことだ。

 

・視聴率的なことを言えば、たとえば「おっさん・おばはんにとっては常識だが、高校生にとっては常識といえない問題」を映像で出題すれば、数字は伸びまっせ。フォーリーブスを見せて「このグループの名前は何」とかね。最近ちょっとした昭和ブームだし。どうせ事前にジャンル指定して勉強させているわけだから、そういうことも可能だと思う。でもまあ、こういうジャンルだと「日本の未来を担う」っぽさは感じないわな。

 

・つーか、高校生クイズというフォーマットは、そういうクイズを出題するにはやや不自由なのでしょう。最初から4~6チームくらいに絞って、2時間ずっとクイズを出し続けられれば、そういうのも出せるだろうけどね。「勝ち残り式」のルール縛りがきびしいのでしょう。

 

・話は変わるが、BSよしもとの「花王名人劇場」はめちゃめちゃ勉強になる。「昭和お笑い史」のおっさんをうならせる最高のラインナップ。特に最近のラインナップはめちゃくちゃ豪勢である。マギー信沢(これは貴重!)とかパン猪狩とか、ちゃんと太神楽を演じる染太郎師匠とか、春日三球・芳賀みちるの漫才とか、毎週泣きそうになる。やっぱり、長生きはするものですなあ。