トーキョー・コミニケーション!

・この一週間、芸能界では事件が三つほどあったので、一応記録しておく。

・火曜日のNHK歌謡コンサート。北島三郎「ブンガチャ節」熱唱! フルコーラスではなく、当時よりやや音程を下げていたが、もう全く「熱唱」と呼ぶにふさわしい。サブちゃん自身はこの放送禁止で、世に注目されるようになったことから、この曲には感謝しているとのことだった(北島三郎記念館でそう言ってた)。こうなったら、オリジナル音源をガンガンフルコーラスで流してしまってほしい。ちなみに私は、北島三郎記念館でブンガチャ節入りのCDを購入しており、歌詞など見なくてもフルコーラスで歌える。プチ自慢。

・水曜日の「徹子の部屋」で関根勤「フラッシュクイズ」映像流れまくり。完全保存版。クイズの内容は放送されなかったが、アラカン萬屋錦之介の物まねをする関根勤を堪能。面白い。つーか、かっこいい。やっぱり売れるヒトは最初から売れる要素がある、ということで。

・土曜日の「IPPONグランプリ」、板尾創路参加! やっぱり板尾さんはすごい。ことごとく面白い。完璧。若い人たちにどのくらい伝わったか分からないが、自ら勝負の舞台に立つ板尾さんの姿は、審査委員長に本当にふさわしい。やっぱり戦っている最中の人しか、世間は認めないわけで。

・クイズのやる気を左右することもあるらしい「QUIZ JAPAN」が絶好調、なのだろうか? 結局は「同人誌の部数が増えてよかったなあ」ということだと思いますね。この本は基本的に、新しいクイズを作り出すエネルギーがあるわけではない。つまり消費者目線でクイズを捉えているわけで、ってことはやっぱり同人誌なんですね。

・同人誌でよいから、質の高いものを作る!という意気込みは強く感じる。ウルトラクイズに出るよりも、スタッフになりたかった私は、スタッフのインタビューを楽しんで呼んでいる。今までは同人誌じゃないものを作ろうとしていたから1号で終わったりするわけで、その辺では今回、商売としてクレバーなものを感じる。

・それでもやっぱり私は、ささやかながら、新しいクイズを作ろうとしている人を応援したい。過去の遺産で食いつなごうとするウルトラクイズ再放送より、司会を変えて挑戦的に番組を作るアタック25を応援したい。どっちも見てないけど。