取り急ぎ用件のみで失礼します

・あまり難癖を付けるのは好きではないのだが、一応取り上げておきたい。この文章について。

 

(以下引用)部員の人数が少ない高校の方には大変心苦しいところではありますが、すでに多くの部員がいらっしゃる高校の皆さんも含めてぜひご参加いただき、高校クイズ界の裾野を広げ、クイズ界をもっと盛り上げていくために、ぜひ皆さんのお力添えをいただきたいと思っております。(引用ここまで)

 

・「部員の人数が少ない高校の方」が「すでに多くの部員がいらっしゃる高校の皆さんも含めて」参加する、という文の意味がとれない。「部員の人数が少ない高校の方」にとってお金の負担が大きすぎるという文脈だったはずだが、「部員の人数の少ない高校の方」も一緒に高校クイズ界の裾野を広げよう!という話にすり替わっている。というか、「部員の人数が少ない高校の方」が既にクイズ同好会を作ってクイズをしている時点で、高校クイズ界の裾野は既に広がっている。日本クイズ協会の登録校が増えることが、高校クイズ界の裾野を広げることになっているわけではないだろうに。

 

・(引用ここから)こういうご時世なので当面はリモート大会になるとは思いますが、リモートですので全国どこの高校でも参加が可能となります。また、大会が軌道に乗り、コロナ禍が収まった日には、かつて第1回・第2回の「ニュース・博識甲子園」がそうであったように、会場に集まってのクイズを行いたいと思っていますし、その日が一日も早く来ることを願っています。(引用ここまで)

 

・ということは、リモート大会を行う現在は全国どこの高校でも参加できるが、リモートでなくなった暁にはそうではなくなるということか? リモートと会場に集まるクイズの、どっちが好ましいと思っているの?

 

・(引用ここから)具体的には学校の先生にご協力を仰ぎ、第一次予選を検定試験のような形で学校ごとに行っていただいて、上位を選抜、その後リモートによるクイズを行うことを考案中です(秋の大会は個人戦ではありますが、学校ごとに管理者として先生の登録が必須となります。非公認の場合は担任の先生かどなたかにご協力いただく必要があります。夏の大会で学校同意書に署名してくださった先生にご相談いただくのが良いかと思います)。(引用ここまで)

 

・部の顧問でもない先生に、クイズの検定試験の監督をさせる、ということだろうか。いや、部の顧問だとしても、いかがなものか。もう一度言うが、教員は協会の下請けではない。監督をタダでお願いできると安易に考えられるのは困る。当然ある程度日時を揃えて行うのだろうし、その日に学校行事でも入っていたらどうするのだろうか。そういう具体的な見通しが全然ない中で、漠然とした提案だけで年会費10000円といわれても・・・ということで「団体登録について詳しく教えてください」ということになっているのではないのか。

 

・いずれにせよ、学校の事情を知る人・高校生の事情を知る人が、協会にはいらっしゃらないんだなあ、ということは、よく分かりました。ということでまた今度。