嫌なやつやけど、バナナがこわいんや

秋田県というTBSと無縁の地域にいると、安住アナもよく知らないし、クイズ王決定戦風の番組が催されることも、ある方のHPを見るまで知らなかった。ま、クイズの強豪でもなく、番組に好かれる要素もない私は、別に行く気ないですけど。
 
・そこでのご指摘にもからむが、お手軽にペーパーテスト3択100問4回で「一般予選通過者」を選ぶ、で、WQCのときよりはお手軽なセットとルールで2時間くらいの特番を定期的に実施する。要は「Qさま」なのである。問題は何処かで出題された問題が多いわけだから、無尽蔵に作れる(というか、用意できる)。
 
・また、クイズに相当なウエイトを置いている一般人の存在も根強くあり、しかもその人たちがみんなスタッフの知り合いであるという、こんなおいしい状況を放っておく手はない、と多分思っているのだろう。
 
・思うに、あまり大げさにせず、「クイズに強い人たちが、半年に1回テレビで闘いまっせ」くらいのお気軽なノリでやったらよいのではないか、と。「日本一クイズが強い人を決めるんです!」と気負ってしまうから大変なんで。
 
・なので、ゴールデンでなくても全然いいのではないか。
 
・「クイズに強い人たちも、こんな問題で間違うんですよ」「一方で、こんなすごい問題は正解できちゃうんですよ」みたいな、そんなノリでいいんじゃないかしらん。弱点が見えた方がキャラも立つし。
 
・ま、本当に最強王者を演出したいんだったら、超有名な画の作者を間違えるとか、そういうのはカットしとくべきではないかと思いますが。高校生クイズみたいに徹底して最強っぽく演出すればいいのに。そうすれば王者は他の番組に出られなくなり、自分たちの番組だけの専属にできますよね。ま、今更私が指摘することでもないですが。
 
・とりあえず、これだけは言っておきたい。90年代のクイズ王決定戦番組は、90年代初頭だから成立したのです。今、同じようなことを狙っても、多分駄目です。
 
・これはウルトラクイズにも言えます。今やる必要はないのです。哀しいことを言うようですが、福留時代の高校生クイズも、今では成立しないと思います。日常的に高校生と接している私の感覚ですが。
 
・だから、今の時代に合ったクイズ番組をみんなで考えましょ。クイズ王決定戦的クイズ番組で行われているクイズは、クイズを能と同じ運命にしようとしています(意味の分からない人は『現代落語論』を読もう)。
 
・ということで、国会の委員会ではなく、早くホールドオンを放送してほしい。