中南米の国、セントルシアの(以下略)

・「QUIZ JAPAN2」読了。クイズを広めようという熱意に水を差す気は無いのだが、やや危惧が。値段。ページ数を増やした分高くなっているのだろうが、それにしても高額。普通の人が果たして買うのだろうか。
 
・かつて「笑芸人」というムックが白夜書房から発売されていたことがある。お笑い好きの私は当然に1~17の全冊持っているが、途中からはネタ切れの感があった。しかも値段が上がっていったので、いつ買うのをやめようか悩んでいた。「QUIZ JAPAN」も、それと似ている。

・ということで、さすがに第3号は無いかな。結局、クイズ系の本が長続きしない理由は、ネタが尽きてくることなのである(これは、殆どのブログやHPが長続きしない理由と同じである)。で、ウルトラクイズに(というより、長戸氏に)めいっぱい乗っかっている構成なので、これもやっぱりじきにネタ切れになるであろう。クイズ問題を載せるようになったらやばい。
 
・クイズ問題を入れない、写真をふんだんに使う、など、従来のクイズムックとは違う部分があり、いままで失敗してきた教訓が生かされている形にはなっている。だから、それなりに売れているのだろう。ウルトラファンのみが買っている、という気がしないでもないが、まそれは措いておく。
 
・ただ、クイズについてはいかんせんネタにできることが少なすぎる。だから、ネタが細かいところに行かざるを得ない。クイズ王座談会「東大編」「京大編」は、一般人を全く置いて走ってしまっている。つーか、インタビュアーが先輩風を吹かせている感じの語り口なのは、駄目でしょう。この辺が「QUIZ WORLD」の悪い部分を引きずっている。
 
ウルトラクイズ論についても、思うところは多いが、小出しにしていく。