・頭脳王視聴。感想を一言で言えば、「作り手が飽きているようなものを、視聴者が面白く感じるわけねーじゃん」。
・みんな「やらせか否か」について、印象批評に終始している感があるので、野暮ったいけれども多少解説をしてみよう。なお、解説したからと言って、私が同じように答えられるわけでは無いことを付言しておく。また、「そんなこと言われなくても分かるわ!」というクイズ屋のツッコミも無視する。
・DNA解析の問題。「全49万885塩基対の一部を抜粋」という注釈のみが解答の根拠になっている(と思う)。
・問題を難しくしているように見せかけて、実は易しくしているというワザもなかなか手が込んでいる。「クールベ」だけ答えさせれば良いのに、「作者が描けないと言ったもの」まで答えさせる必要ってありますか?
・「笙」の問題は竹が17本だということから想像できる。
・点字は解答者が説明していたように(説明させなくていいんじゃないの?)「め」「あ」が読めればあとはヒントがあったから簡単。「め」「あ」の読み方はクイズで問われるし。ホントに点字の知識を問いたかったらノーヒントでもっと長文にすべきだし。ちなみに、私は点字がだいたい読めます。
・あとは、だいたい「クイズに出る」か「対策して暗記しまくってきた」か「単なる計算」か、その辺。
・ということで、「やらせか否か」という点について言えば、私は「やらせはない」と考える。つーか、今のクイズ番組で「やらせ」なんかやろうものなら大変なことが起きるよ。
・ただ、解答者の知識傾向や触れているはずの問題集、もしかしたらクイズにおける解答歴などを加味して、制作側が「答えられそうな問題」を「差し込んでいる」可能性はあるだろう。
・ま、もう終わり時じゃないですかね。