如是我聞

・『ナナマルサンバツ』(4)読了。2Rのルール(1着が何処で押そうが、2着の人が押すまで問題読みを止めない)で、あんだけベタ問出まくりだったら、問題ほとんど聞かずにとりあえず押すヤツがもっと早い段階で出ていいと思うのだが。
 
・この本の帯(「腰巻」と読んでいる人を見たことがない)に「いま、クイズブームが来ている!○か×か?」とあった。そりゃ×だろ、と思って正解を見たら○だってさ。
 
・この本にも「フェルミ推定」への言及があった。フェルミ推定ってそんなに頭の良さを測れるものなのだろうか?
 
・最近楽しみなのがこのページ。特に9月3日更新分の「例えば、雑学辞典、雑学百貨、雑学王、といったような雑学本をそのまま引き写して、『私が作りました』という顔をして提出してくるのです。これは物を書く人間として最低の行為です」。これは耳が痛いのではないか。だってクイズの世界は明らかな盗作が多いものでね。
 
高校生クイズについて考えるため、久しぶりに自分のHPで文章を読んだが、いやー良いこと書いてるわ。10年以上前から内容が古びていない。それは別に私の意見に普遍性があるからではない。クイズ界(という幻想の枠組み)を牛耳っているメンバーが全然変わらず、しかも当時と同じ発想でクイズ番組を作ろうとしているからなのだ。
 
高校生クイズに絡めて、某サイトで「クイズ人口が増えないのは何故か?」と疑問を呈していた人がいた。ウルトラクイズ終了後、クイズ人口を増やすことを目的とする試みが成功したことはない。しかし、例えば「トランプ人口」は増えていなくても、トランプという遊びは人口に膾炙しまくっている。クイズもそういう方向を模索するのが正しい、ような気がする。もちろん、コアなファンを喜ばせるクイズ問題(難問とかベタとかという意味ではなく)も必要ですが。
 
・あーもっと書きたい。つーか、気の合うクイズ者たちと喋りたい!